<26762HIT記念 キリ番リクエスト小説>

    「 フ ァ イ永劫のウィザード と 小 狼鏡の虚像 」





蒼のヒトミ。
魔力の源。
それはゆっくりと喉を落ちていく。
わかる。
チカラが、自分の中にやってくるのが。
元々有った魔力に、さらに増幅機能が付いたかのように。
『異種』なれど『同種』のモノとして。
魔術師ウィザードのチカラは俺のものになった。


―――――――――――――― * ―――――――――――――


黄玉のヒトミ。
いつもその信念を映していたヒトミは。
もはやその封印が解けたがゆえに色は白きモノとなり。
その光に、もはや感情は見えず。
留めたい、戻したいと縋った僅かな希望すらも断ち切られた。
身体を裂くような痛み。
あの優しかった少年が。
何の感情も見せず、ただ自分にその牙を剥く。
たとえ最初は『与えられたもの』であったとしても。
日々の中でそれを育んできたのは、彼自身なのに。
――――――――何故、『心』は返らない?
危険な賭け。
彼にはあの『チカラ』は――――――大きすぎる・・・・・。


―――――――――――――― * ―――――――――――――


「俺の名は、『小狼』といいます。」
「ファイさんって本当に器用なんですね。」
「ファイさん、ご飯美味しかったです。」
「ファイさんのおかげです。」
「ファイさんの・・・・。」
「ファイさん・・・・・。」


「・・・・・・・その目が魔力の源か・・・・・。」


―――――――――――――― * ―――――――――――――


「ここはいいよー、小狼君はサクラちゃんについていてあげて?」
「ねえ小狼君、もっと気楽にいこうよ。」
「小狼君が気に病んだって、どうしようもないでしょう?」
「小狼君、怪我はない?」
「小狼君。」
「小狼君・・・・。」


「・・・オレが生き続けたら・・・・彼の持つチカラも生き続ける・・・・。」


―――――――――――――― * ―――――――――――――


おそらくは、この世界で。
『最もちかしい存在』。
共通する『モノ』――――――――『魔力』を持つ、この2人。
追って、追われて。
逃げて、逃げられて。
いつまで続くのだろうか。
いつかは追いつくのだろうか。


だが。


『追いついた』時。


――――――――そこに『待つ』ものは・・・・・?



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「26762HIT」をゲットしてくださったルル様に捧げるショートショートです。

原作志向、ということで、思いっきりの原作バージョン。
自分でもここまで暗くなるとは・・・・・。^^;
本当に救いがあるんかなあ、と心配になってくる原作の進み方。
心臓に悪く、胃の痛む展開にやきもきするばかりです。


・・・だからって、自分までそういう事やっていいのかという件は・・・・。
生温かくスルーでヨロ。(無責任)

ルル様、ありがとうございました!(・・・あ・・・あの・・・・返品可です・・・・。)

           作者・シュウ   2006.12.13UP

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