傷口は。
何時もパックリと口を開けている。
そして、それは、何時までも。
癒やされることなく。
血を流し続けて。
水底に眠る人よ。
オレの声が聞こえたならば。
どうか答を下さい。
オレは、もう、わからなくなりました。
オレは、どうすべきですか?
オレは、何をするべきですか?
オレは、旅を共にしてきた仲間を、どんな目で見ればいいですか?
自分が『ヒト』ならぬものに変わっていく。
オレは望んでいなかった。
生きることを。
心から望んでいた。
この命が潰える事を。
それなのに。
――――――――彼、は。
『そんなに死にたきゃ、俺が殺してやる!!』
業火のような炎と共に叩きつけられた『コトバ』。
彼はあの広い背中に、また1つ重荷を背負った。
でも、その事に恨み言1つ言わず。
さりげなく、当たり前のように背負っていく。
あの強さは、何処からくるの?
それがキミなりの『腹の括り方』なの?
オレには――――――――真似できないよ。
でも――――――――もし。
どんな傷でもいつかは癒えるように。
オレも『腹を括れる』ようになるだろうか?
それが出来るだけの『強さ』を持つことが出来るだろうか?
オレは――――――――。
今、『生きたい』と、確かに思ってる。
命の煌きを、この目で確かめるために。
――――――――『みんな』と一緒に。
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