朝焼けの光は不思議色。
夕焼けの色と似ているのに。
こんなにも明るくて。
こんなにも煌きに満ちていて。
これから始まる一日を頑張ろう、という気にさせてくれる。
「暁の女神様は、きっと元気な女神様なんだね。」
モコちゃんの言う事は本当だと思う。
「朝焼けの光はね、命の光なのですよ。」
そう言ったのは――――――――――誰?
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ドラゴンフライを整備して。
操縦を練習して。
食事を作って。
洗濯をして。
掃除をして。
買い物に行って。
「あぁ、なんて忙しいんだろう!」
でも心地よい忙しさ。
ちっとも嫌じゃない。
むしろ楽しくて、嬉しくて。
「そう思えるのはね、きっと朝日を浴びたからなの!」
そうかな?
そうなのかな?
暁の女神様が微笑んでくださるのかな?
「ねえ、モコちゃん。」
「なぁに?サクラ?」
「暁の女神様は・・・・願い事を聞いてくださるのかな・・・・?」
モコちゃんはうーん、と考え込んでいる。
神様だったら『願い事を叶えて当たり前』だといつも思ってた。
でも、違う。
そう、違うの。
神様はね、一生懸命やる人の願いを叶えるの。
いい加減な事をしている人のお願いは無視しちゃうの。
無視?ううん、違う。
聞いてくださってるけど、叶えない。
『努力が足りませんよ』って教えてくださってる。
だから。
「私、頑張る。女神様がいいよって言ってくださるまで。」
それは。
たった一つの願いを叶えるために。
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